3-4-3のビルドアップ

 

今回も私が現場で使ったピッチ図をお見せします。

 

3-4-3フォーメーションでのGK、DFからのプレーにおいて、前情報の無い相手チームが採択しうるそれぞれのフォーメーションに対して、どのように優位性を持ちやすいのかを簡単に表したもののいくつかになります。

 

 

 

 

 

 

 

高校サッカーでは「一試合80分しかないから」という抜け道により、FIFAが定める試合間隔を守らずに、公式戦でも連日連戦を行うことができます。
以前の記事で申し上げた理由だけでなく、この連戦という不都合から、当該試合のための戦術的癖付けの準備を十分に行えないときなどもあります。

 

そういったときにはいつものボードを使った受動的な戦術ミーティングだけでなく、これらのピッチ図をプリントして選手に配ると、その重要性を彼らにアピールできるばかりでなく、実際に選手が能動的に手と目を動かすので集中した学習を得ることが期待できます。

 

戦術ボード以外の有名な戦術ミーティングに、ピッチを縮小したスペースに実際に選手を立たせてボールを移動させながら説明するものなどがありますが、そのスペースがない、あっても相手チームから見られてしまう可能性の高い試合直前などでは、「図にして確認させる」は一つの有効な手段です。

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