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ピッチ内

最新の3-5-2⑦ (全10回)

    その主な理由は守備時のデメリットの方にありますが、そちらの整理をする前に念のため「こんなチームは3-5-2で戦っても相手の脅威にならない」という細かいところも伝えておきましょう。   先ほどの守備側の「場所を守ってパスが出てから(パスの行先が分かってから)人に寄 […]

最新の3-5-2⑥ (全10回)

    代表的なフォーメーションに超ロングセラーの4-4-2がありますが、再びこのフォーメーションを用いて見てみましょう。   イングランド人に広く長く愛されているこのフォーメーションですが(「4-4-2」という名前の雑誌があるくらいです)基本コンセプトとしては、ピッチ […]

最新の3-5-2⑤ (全10回)

    ちなみにこれが中央2-1ではなく1-2だった場合、つまり3-4-1-2ではなく3-1-4-2/3-3-2-2だった場合、前線の流動性はさらに増します。 2トップやWBだけでなく2枚に増えたAMも1枚のときよりさらに角(最前線最ワイド)を取りに行きやすくなるからです。(図3 […]

最新の3-5-2④ (全10回)

    ちょこまか動く鬱陶しいこのAMを人(数)ではなくシェイプで対処しようとするものです。 そしてそうなると今度はWBが標準フォーマットのポジショニングでもアイソレートされた状態でパスを待つことができやすくなります。(図24)   図24   つまりWBとF […]

最新の3-5-2③ (全10回)

    まず「担当者誰なの?」状態を作りやすいポジションとして分かりやすいのが、各フランク(ワイドエリア)に1枚ずつしかいないWB(ウィングバック)です。 相手がこれをよく下がるWG(ウィンガー)/WM(ワイドミッドフィールダー/サイドハーフ)のような扱いをしてFBが捕まえにくる […]

最新の3-5-2② (全10回)

    いくつかは既に「イタリアとウェールズが3-5-2に辿りついた経緯の推測」で挙げていますが、それとは別にこのフォーメーションのストロングポイントとされているところに「流動性が高い」というものがあります。 相手にとって「担当者誰なの?(誰が誰をマークすればいいの?)」状態を作 […]

最新の3-5-2① (全10回)

    FA(イングランドサッカー協会)の教えに「自国のトップリーグの試合を最低でも月1回は現場で観戦しなさい」というものがあります。 テレビ観戦ではどうしても画角に収まりきらない範囲があるので、画角の外で何が行われているのかをも含めて、知識を更新するとともに現場での分析力向上に […]

GKのクロス対応

  図9-1 次にGKがハイボールの処理に出たときの対処です。 「俺が処理するからDF達、次のタスクの準備をしろよ」という意味で「キーパー!」とGK自身が叫ぶことはさすがに皆さんも知っていると思いますが、中には「GKが出て来いよ/処理してくれよ」の意味で「キーパー!」と叫んでしまうフィール […]

相手DFの視野と警戒エリアの操作

    さて、ここでひとつ前まで話を戻して、ドリブルで侵入した右AMがシュートを放った、あるいはラストパスを他のMFたちに送ったシーンを振り返ってみましょう。   ドリブルでなくても同じシチュエーションを作れるプレーに、例えば図6-1、図6-2のようなものがあります。 […]

考えのないマイナスボール、前進

    例えばこれら(図3-3~図3-5の理屈)が頭の中で整理済みで説明可能な状態になっていなくても「感覚で」分かっている選手に対しては特に不安視しなくても構いません。 問題はこれらを「感覚で」ですら分かっていない選手が一定の割合でいるということです。 ということは当然指導者であ […]

プレッシングとリトリート(後退)の取り扱い方⑦(全7回)

    最後に「真逆の背景」ということで思い出した例を一つ。   私は2016年の一年間をアイルランドで過ごしましたが、その年にヨーロッパではワールドカップの次に盛り上がるスポーツイベントのUEFA EUROが開催されました。 (余談ですが、少なくともアイルランドではオ […]

プレッシングとリトリート(後退)の取り扱い方⑥(全7回)

    というわけで 「(プレーエリアを)変えさせないようにプレスをかける」 がプランAである一方、 「変えられてしまったらスライド&リトリート」 というプランBも当たり前のように用意しておくのが一般的に用いられているチームの約束事になります。(図22) しかしながら、奪われた瞬 […]