ダイヤモンドの4対2

 

図2-1

図2-1はGKの足元にボールが収まった時の「適度な」距離感のポジショニングとエリアの切り取り方によって見えてくる42の場面を表しています。

相手チーム自チームに不確実なロングボールを蹴らせたい、高い位置からプレスをかける気満々の4-4-2自チーム4-1-2-3

ポイントはゴールキックではなく、流れの中で足元に収まっているというところです。
ということは、GKはボールを好きな場所に運べるし、フィールドプレーヤーもペナルティーエリア内でボールを受けることができるので、自由に距離の調節をできます。

ただし、バルサがゴールキックのルールを逆手にとって狡猾なことばかりしていたせいでしょうか(個人的には好きなチームです)、ゴールキックのパスをペナルティーエリア内でも触ることを可能にするためのルール変更が、国際サッカー評議会で全会一致の支持を得ました。
首尾よく事が進めば2019年の6月から施行されることになります。

ボールの配給元の制限は変わりませんが、配給先の制限が無くなったことによって、各チーム、特にポゼッションフットボールを好むチームとそれに対抗するチームが今後、どのような変化を見せてくるのかは注目すべき点です。

話を戻しましょう。
「適度な」距離感といったのには理由があるのですが、その説明の前に、上手く相手のCF2枚をいなせた時の道筋を見てみましょう。

 

※「専門家のサッカー解説書 GK、DFからのプレー ①」より抜粋

 

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