場面の切り取り方によって見えてくるもの⑥ (全6回)
図27は後ろから出されたボールが移動している最中でも(右AMのスキル次第では)ボールが収まってからでもいいのですが、右WMは左FBの視界から消えしだい彼らの三角形のゾーンに侵入します。 図27 左WMができるのはプレスバックくらいで、ボールを受けた右WMは、場合によっては […]
図27は後ろから出されたボールが移動している最中でも(右AMのスキル次第では)ボールが収まってからでもいいのですが、右WMは左FBの視界から消えしだい彼らの三角形のゾーンに侵入します。 図27 左WMができるのはプレスバックくらいで、ボールを受けた右WMは、場合によっては […]
いわゆるゾーンディフェンスにおける「ゾーン」だとか守備ブロックの「ブロック内」だとか、人(担当マークの選手)とは別に「ここに侵入してきたら誰であろうとプレスをかける」というエリアがあります。 このゾーンは4-4-2のDF-MFユニット間だとわかりやすく3つの四角形ができま […]
分かりやすいものだとそのまま左CMがついて行くというのもありますが(図14)、他にはディフェンスライン全員がスライドをして右WMを下ろすといったもの(図15)やあるいは右CBまでがスライドをして右CB‐右FB間に右CMが下りるといったものなどもあります。(図16) 図14 […]
これまで右WMのダウンやCFのオープンなどの分かりやすい仕掛けを用いて説明しましたが、守備側にとって担当する相手選手の存在とボールサイドゴールサイドの意識という背景がある限り、右AMをフリーで走らせた以上CFや右WMを(図1と同じになるように)元の位置に戻しても「2つの2 […]
次に左CBの説明ですが担当マークはCFになります。 さらにはパサーである右FBより内側にいるCFにはボールサイド(BS)とゴールサイド(GS)が存在します。簡単に言えば縦と内です。(図4) 図4 守備の基本中の基本、特に最終ラインでは自分の担当マークの選手のボールサイドを […]
一つのテーマに対して指導のプランニングをするときに、そのセッション(トレーニング)の結果から考える必要があることは指導者の方ならご存じかと思います。結果とはつまり成功例です。 そしてこの成功例の準備というのが意外と大変です。 選手やボールのフロー(動線)のいくつかのパター […]