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ピッチ内

プルバック対応

  図11-1 クロスの守備対応には「クロスを上げさせない」で完結すればいいのですが、90分を通してそんなに楽な試合になる可能性は低く、クロスを上げさせてしまった後の対応の練習が必要なら、想像すらしたくない、縦を突破(ペネトレーション)された後の水際の対応も準備しなくてはいけません。 突破 […]

ボールサイド、ゴールサイド

  図2-9 基本フォーメーションのところでも簡潔に伝えましたが、ボールに近い方がボールサイド、ゴールに近い方がゴールサイドという定義がFAにはあります。 が、正直この説明だけでは(少なくとも私にとっては)不十分で、もう少し細かい説明が必要です。 パスが(多少の角度のズレはあっても縦、中な […]

ハメどころを潰す/畳む

  図4-4 当然、レベルが高くなるほど守備連携に隙が無くなり、MF間にボールが入りづらく、なおかつワイドのプレーヤーへのプレスも遅れることなく遂行できるようになります。 こういったチームには二者ではなく三者でのローテーションも有効です。 図4-4では右フランク(ワイドエリア)でのローテー […]

場面の切り取り方によって見えてくるもの⑤ (全6回)

    いわゆるゾーンディフェンスにおける「ゾーン」だとか守備ブロックの「ブロック内」だとか、人(担当マークの選手)とは別に「ここに侵入してきたら誰であろうとプレスをかける」というエリアがあります。 このゾーンは4-4-2のDF-MFユニット間だとわかりやすく3つの四角形ができま […]

ドリブルスピードを上げるデメリット

  図6-2 図6-2は「攻撃チームの2CB+DMのボール回しにより、守備チームのCF2が横からしかプレスをかけられていない」状況ではなく、CF2がファーストパスから「意図して内側を切り、縦にCBを走らせている」状況を表しています。 守備チームは縦をさらしているので、CBにとっては見える味 […]

ダイヤモンドの4対2

  図2-1 図2-1はGKの足元にボールが収まった時の「適度な」距離感のポジショニングとエリアの切り取り方によって見えてくる4対2の場面を表しています。 相手チームは自チームに不確実なロングボールを蹴らせたい、高い位置からプレスをかける気満々の4-4-2、自チームは4-1-2-3。 ポイ […]

場面の切り取り方によって見えてくるもの④ (全6回)

    分かりやすいものだとそのまま左CMがついて行くというのもありますが(図14)、他にはディフェンスライン全員がスライドをして右WMを下ろすといったもの(図15)やあるいは右CBまでがスライドをして右CB‐右FB間に右CMが下りるといったものなどもあります。(図16) 図14 […]

場面の切り取り方によって見えてくるもの③ (全6回)

    これまで右WMのダウンやCFのオープンなどの分かりやすい仕掛けを用いて説明しましたが、守備側にとって担当する相手選手の存在とボールサイドゴールサイドの意識という背景がある限り、右AMをフリーで走らせた以上CFや右WMを(図1と同じになるように)元の位置に戻しても「2つの2 […]

場面の切り取り方によって見えてくるもの② (全6回)

    次に左CBの説明ですが担当マークはCFになります。 さらにはパサーである右FBより内側にいるCFにはボールサイド(BS)とゴールサイド(GS)が存在します。簡単に言えば縦と内です。(図4) 図4 守備の基本中の基本、特に最終ラインでは自分の担当マークの選手のボールサイドを […]

場面の切り取り方によって見えてくるもの① (全6回)

    一つのテーマに対して指導のプランニングをするときに、そのセッション(トレーニング)の結果から考える必要があることは指導者の方ならご存じかと思います。結果とはつまり成功例です。 そしてこの成功例の準備というのが意外と大変です。 選手やボールのフロー(動線)のいくつかのパター […]

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