考えのないマイナスボール、前進
例えばこれら(図3-3~図3-5の理屈)が頭の中で整理済みで説明可能な状態になっていなくても「感覚で」分かっている選手に対しては特に不安視しなくても構いません。 問題はこれらを「感覚で」ですら分かっていない選手が一定の割合でいるということです。 ということは当然指導者であ […]
例えばこれら(図3-3~図3-5の理屈)が頭の中で整理済みで説明可能な状態になっていなくても「感覚で」分かっている選手に対しては特に不安視しなくても構いません。 問題はこれらを「感覚で」ですら分かっていない選手が一定の割合でいるということです。 ということは当然指導者であ […]
最後に「真逆の背景」ということで思い出した例を一つ。 私は2016年の一年間をアイルランドで過ごしましたが、その年にヨーロッパではワールドカップの次に盛り上がるスポーツイベントのUEFA EUROが開催されました。 (余談ですが、少なくともアイルランドではオ […]
というわけで 「(プレーエリアを)変えさせないようにプレスをかける」 がプランAである一方、 「変えられてしまったらスライド&リトリート」 というプランBも当たり前のように用意しておくのが一般的に用いられているチームの約束事になります。(図22) しかしながら、奪われた瞬 […]
そしてそのためには縦をスクリーンするだけでなく逆サイドにもボールを出させないようにSecondaryたちは連動する必要があります。 図16 相手の自由を奪うためにプレーエリアを狭くしようと試みるとき、当たり前ですがルール上ハーフウェイラインを前 […]
ここまでで守備の強さ弱さにもいくつかのジャンルがあることが分かりましたが、それでは短中距離のパス交換と個人のボール保持のスキルに優れている、がプレッシングは弱く、ミッドフィールドからたびたびディフェンスラインの裏にボールを送られてしまう、というタイプのチームはどうすればい […]
自陣での守備、特にハイボールの対応が上手くないチームが採択したくなるプレッシングフットボールですが、それでは距離感さえ保っていれば「守備の弱いチーム」にも簡単に取り組めるものなのでしょうか。 先に答を言えば皆さんの想像通り「否」です。 第一に距 […]
「守備が弱いから守備の時間を減らしたい」ゆえのポゼッションフットボールのチョイスに 「少人数でのカウンター中心のサッカーでは間伸び化が起きて攻から守への切り替え時にMF(ミッドフィールダー)を使われやすい(図3)、そこにプレスをかけられないとなると自陣の深いところまで下げ […]
“強い”チームと戦うとき、そうでないチームからよく聞かれる言葉に「自分たちのサッカーができない」というものがあります。 “強い”チームとはよく勝利するチームのことであり、その要因には選手たちの個人スキルが高かったり、スタッフの分析能力、戦術採択能力、それを落 […]
それでは最後になりましたが、Ⓓの「細かいステップと多いタッチ数で相手をかわすことが得意な選手」の活かし方を説明したいと思います。 この手のタイプはざっくり言うと密集地でのドリブルが得意なタイプです。 またⒸのタイプとは反対に、相手との間合いがある状態でドリブ […]
ここまででただ単にフリーでのドリブルが速いのか、相手をかわすこともできるのかの違いによってその後の展開への影響(≒いい展開にするためにその前段階ですること)にも違いが生まれることが分かりました。 ここで相手を抜き去ることができる選手についてさらにもう少し掘り […]
さて、ここでWG/WMのドリブルの話が出たので、最後にそのドリブルについての特徴の活かし方に最後に触れて今回のトピックを終えたいと思います。 指導者の方は皆さん、自分のチームの選手の特性をチェックするためにその選手たちの色々なポジションへのコンバートを経験さ […]