「選手の特徴」の活用法⑦(全10回)
というわけで、(このシステムに限ったことではないですが)相手にとってはパスが出るまでは4-4-2の守備ブロックを崩すようなリアクションをすることはしづらく、右CBにとっては1stユニット(FWユニット)さえかわせば近いFBにボールをつけることは可能です。(図23) &nb […]
というわけで、(このシステムに限ったことではないですが)相手にとってはパスが出るまでは4-4-2の守備ブロックを崩すようなリアクションをすることはしづらく、右CBにとっては1stユニット(FWユニット)さえかわせば近いFBにボールをつけることは可能です。(図23) &nb […]
図16 図16は4-1-2-3からのトランスフォーメーション(シフトチェンジ)、有名な偽FBのフロー(動線)を表しています。 分かりやすくするために中盤を1-2のシェイプ(ポジショニング)にしていますが、MFの一人がディフェンスラインにダウンし、二人がMFユニットの背後に […]
これを少しさかのぼってDMがCB-FB間に入るパターンで解説しましょう。 図13 この残された1DMをサポートする代表的なシステムに、WG(ウィンガー)/WM(ワイドミッドフィールダー:サイドハーフ)の斜め落ちがあります。 いくつかの図の説明の […]
図11 「選手の特徴」の活用法① 「選手の特徴」の活用法② 「選手の特徴」の活用法③ 例えば元々は中盤の選手だったCBなどファーストタッチなどの個人スキルが高い選手がこの守備のファーストユニットの脇腹(2FWの横)を取ることができる状況などです。 このエリア […]
図6-8 さて、WMがFBへのパスコースを(場合によってはわざと)空けているということを知ったところで図6-8を見てみましょう。 この図が表しているのはその現象の性格を逆手に取ったものになります。 端的に言うと、図6-4でCBがターンして内側を覗いた役割をF […]
「選手の特徴」の活用法① 「選手の特徴」の活用法② 図7 守備連動のトリガー(きっかけ/起こり/スイッチ)になりやすいのはFBにボールが入ったときです。 これは、ファーストプレッシャー役になるWM(ワイドミッドフィールダー:サイドハーフ)の見える位置(近い位置)にいるFB […]
「選手の特徴」の活用法①はこちら 図5 よく選手のスキルをスタッツで測られる項目に「パス(全体)の回数」と「前進のパスの回数」があります。 字面だけ見ると「前進のパスの回数」の方が、バックパスも含めて全ての方向へのものが含まれる「パス(全体)の回数」よりも価値が高い評価基準のように感じ […]
戦術全般に言えることですが、その構築には「選手の個性に合わせて」練っていくタイプと、指導者の知っている勝ちパターンに選手をはめ込んでいくタイプがあります。 「選手に合ったチーム作り」と言えば聞こえがいいですが、それぞれのリーグの上位数チームを除いて、ほとんど […]
図11-8 ここまで「最も分の悪い条件」ということで、中の人数がマイナス1の状況での守備対応を説明してきました。 しかし実際には右WGに縦突破を許したとしても「元々の状況がプラス1なので、最初のカバーに左CB一人取られても中は同数」ということも当然あります。 […]
図27は後ろから出されたボールが移動している最中でも(右AMのスキル次第では)ボールが収まってからでもいいのですが、右WMは左FBの視界から消えしだい彼らの三角形のゾーンに侵入します。 図27 左WMができるのはプレスバックくらいで、ボールを受けた右WMは、場合によっては […]