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Defending

最新の3-5-2① (全10回)

    FA(イングランドサッカー協会)の教えに「自国のトップリーグの試合を最低でも月1回は現場で観戦しなさい」というものがあります。 テレビ観戦ではどうしても画角に収まりきらない範囲があるので、画角の外で何が行われているのかをも含めて、知識を更新するとともに現場での分析力向上に […]

GKのクロス対応

  図9-1 次にGKがハイボールの処理に出たときの対処です。 「俺が処理するからDF達、次のタスクの準備をしろよ」という意味で「キーパー!」とGK自身が叫ぶことはさすがに皆さんも知っていると思いますが、中には「GKが出て来いよ/処理してくれよ」の意味で「キーパー!」と叫んでしまうフィール […]

プレッシングとリトリート(後退)の取り扱い方④(全7回)

    ここまでで守備の強さ弱さにもいくつかのジャンルがあることが分かりましたが、それでは短中距離のパス交換と個人のボール保持のスキルに優れている、がプレッシングは弱く、ミッドフィールドからたびたびディフェンスラインの裏にボールを送られてしまう、というタイプのチームはどうすればい […]

プレッシングとリトリート(後退)の取り扱い方②(全7回)

    「守備が弱いから守備の時間を減らしたい」ゆえのポゼッションフットボールのチョイスに 「少人数でのカウンター中心のサッカーでは間伸び化が起きて攻から守への切り替え時にMF(ミッドフィールダー)を使われやすい(図3)、そこにプレスをかけられないとなると自陣の深いところまで下げ […]

プレッシングとリトリート(後退)の取り扱い方①(全7回)

    “強い”チームと戦うとき、そうでないチームからよく聞かれる言葉に「自分たちのサッカーができない」というものがあります。   “強い”チームとはよく勝利するチームのことであり、その要因には選手たちの個人スキルが高かったり、スタッフの分析能力、戦術採択能力、それを落 […]

マンツーマンでは対応できないこと

  図11-8   ここまで「最も分の悪い条件」ということで、中の人数がマイナス1の状況での守備対応を説明してきました。   しかし実際には右WGに縦突破を許したとしても「元々の状況がプラス1なので、最初のカバーに左CB一人取られても中は同数」ということも当然あります。 […]

くさりの動き

  図10-3 その動きを表したのが図10-3です。 簡単に言えば高さに違いが生まれようともDFユニット内の隣の選手との「距離」を変えないという仕組みです。 鎖全体の線の形は変化しようともお互いを連結している一つ一つの輪のサイズは変わらないのと同じです。 前にプレスに出た選手(左CB)の隣 […]

首と肩の角度

  図7-1 まず大前提としてDFは全員自分のマークのボールサイドをきちんと取れているという条件で話を進めます。 図7-1は右FBがアーリー気味(ベッカム)でボールを中央に送れる状況を表しています。 左FBと左CBの間を埋めるべく左CMがすでにディフェンスラインに入っていて、左AMもライン […]

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