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プレッシングとリトリート(後退)の取り扱い方⑦(全7回)
最後に「真逆の背景」ということで思い出した例を一つ。 私は2016年の一年間をアイルランドで過ごしましたが、その年にヨーロッパではワールドカップの次に盛り上がるスポーツイベントのUEFA EUROが開催されました。 (余談ですが、少なくともアイルランドではオ […]
プレッシングとリトリート(後退)の取り扱い方⑥(全7回)
というわけで 「(プレーエリアを)変えさせないようにプレスをかける」 がプランAである一方、 「変えられてしまったらスライド&リトリート」 というプランBも当たり前のように用意しておくのが一般的に用いられているチームの約束事になります。(図22) しかしながら、奪われた瞬 […]
プレッシングとリトリート(後退)の取り扱い方⑤(全7回)
そしてそのためには縦をスクリーンするだけでなく逆サイドにもボールを出させないようにSecondaryたちは連動する必要があります。 図16 相手の自由を奪うためにプレーエリアを狭くしようと試みるとき、当たり前ですがルール上ハーフウェイラインを前 […]
スポーツ解説者の役割
先日、久しぶりにスポーツバーでサッカーの試合を観ました。 有料チャンネルによるJリーグ観戦です。 この情勢下におけるスポーツバーの状況を知っておこうと思ったから、と言えば聞こえがいいですが、主な動機は息抜きです。 入店前の検温やテ […]
プレッシングとリトリート(後退)の取り扱い方④(全7回)
ここまでで守備の強さ弱さにもいくつかのジャンルがあることが分かりましたが、それでは短中距離のパス交換と個人のボール保持のスキルに優れている、がプレッシングは弱く、ミッドフィールドからたびたびディフェンスラインの裏にボールを送られてしまう、というタイプのチームはどうすればい […]
プレッシングとリトリート(後退)の取り扱い方③(全7回)
自陣での守備、特にハイボールの対応が上手くないチームが採択したくなるプレッシングフットボールですが、それでは距離感さえ保っていれば「守備の弱いチーム」にも簡単に取り組めるものなのでしょうか。 先に答を言えば皆さんの想像通り「否」です。 第一に距 […]
プレッシングとリトリート(後退)の取り扱い方②(全7回)
「守備が弱いから守備の時間を減らしたい」ゆえのポゼッションフットボールのチョイスに 「少人数でのカウンター中心のサッカーでは間伸び化が起きて攻から守への切り替え時にMF(ミッドフィールダー)を使われやすい(図3)、そこにプレスをかけられないとなると自陣の深いところまで下げ […]