記事一覧

マンツーマンでは対応できないこと

  図11-8   ここまで「最も分の悪い条件」ということで、中の人数がマイナス1の状況での守備対応を説明してきました。   しかし実際には右WGに縦突破を許したとしても「元々の状況がプラス1なので、最初のカバーに左CB一人取られても中は同数」ということも当然あります。 […]

目標達成のツール⑤ -自己分析- (全9回)

    中期計画表にはただ単に期限付きタスクを羅列するだけでなく、週ごとの時系列にすべきことを整理します。 さらにそれを一日単位のスケジュール「カレンダー」に落とし込み、そこから一の日誌/日報に落とし込みます。(この「カレンダー」と日誌の2つが最も手帳に近い役割を持ちます) &n […]

目標達成のツール④ -行動の仕分け- (全9回)

    夢(=プロジェクト、計画、スケジュール、予定における結果目標、達成目標)を叶えるには「やってみる」と「やり続ける」を叶えなくてはいけません。   何かの目標をもって「がんばるぞ!」と意気込んで最初の一歩を踏み込んだ人、踏み込んだ経験のある人は「やってみる」なら叶 […]

くさりの動き

  図10-3 その動きを表したのが図10-3です。 簡単に言えば高さに違いが生まれようともDFユニット内の隣の選手との「距離」を変えないという仕組みです。 鎖全体の線の形は変化しようともお互いを連結している一つ一つの輪のサイズは変わらないのと同じです。 前にプレスに出た選手(左CB)の隣 […]

首と肩の角度

  図7-1 まず大前提としてDFは全員自分のマークのボールサイドをきちんと取れているという条件で話を進めます。 図7-1は右FBがアーリー気味(ベッカム)でボールを中央に送れる状況を表しています。 左FBと左CBの間を埋めるべく左CMがすでにディフェンスラインに入っていて、左AMもライン […]

プルバック対応

  図11-1 クロスの守備対応には「クロスを上げさせない」で完結すればいいのですが、90分を通してそんなに楽な試合になる可能性は低く、クロスを上げさせてしまった後の対応の練習が必要なら、想像すらしたくない、縦を突破(ペネトレーション)された後の水際の対応も準備しなくてはいけません。 突破 […]

目標達成のツール③ -期限とルート- (全9回)

    私はよく選手と長期的目標について話し合います。 話し合いの場はミーティング形式であったり個別面談であったり、そのスタイルは一つに限られていません。 そこで例えば(ユース世代の選手にしばしばある目標ですが)「将来プロサッカー選手になりたい」「世代別代表に選ばれたい」など長期 […]

ボールサイド、ゴールサイド

  図2-9 基本フォーメーションのところでも簡潔に伝えましたが、ボールに近い方がボールサイド、ゴールに近い方がゴールサイドという定義がFAにはあります。 が、正直この説明だけでは(少なくとも私にとっては)不十分で、もう少し細かい説明が必要です。 パスが(多少の角度のズレはあっても縦、中な […]

目標達成のツール② -目標設定のしかた- (全9回)

    前回の記事で書いたとおり、様々なタイプの個人が集まる集団の熱、色をそろえるには、当たり前のことですがそれ以前にその組織の熱と色を個人に示さなくてはいけません。 そのクラブ固有の信条などを明言化しておく必要があります。 学校の部活動だったら校訓を参考に作ってみるのもいいかも […]

FAから学んだ言葉

    戦術の説明に関する書籍で精神論を語るのは野暮ですが、先に申した通り戦術は組織育成のための一手段にしかすぎず、それそのものの知識の取得や理解はゴールではありません。   同じランクのUEFAライセンスでも取得した国や年度によってその難易度は異なると言われていますが […]

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