最新の3-5-2① (全10回)
FA(イングランドサッカー協会)の教えに「自国のトップリーグの試合を最低でも月1回は現場で観戦しなさい」というものがあります。 テレビ観戦ではどうしても画角に収まりきらない範囲があるので、画角の外で何が行われているのかをも含めて、知識を更新するとともに現場での分析力向上に […]
FA(イングランドサッカー協会)の教えに「自国のトップリーグの試合を最低でも月1回は現場で観戦しなさい」というものがあります。 テレビ観戦ではどうしても画角に収まりきらない範囲があるので、画角の外で何が行われているのかをも含めて、知識を更新するとともに現場での分析力向上に […]
さて、ここでひとつ前まで話を戻して、ドリブルで侵入した右AMがシュートを放った、あるいはラストパスを他のMFたちに送ったシーンを振り返ってみましょう。 ドリブルでなくても同じシチュエーションを作れるプレーに、例えば図6-1、図6-2のようなものがあります。 […]
例えばこれら(図3-3~図3-5の理屈)が頭の中で整理済みで説明可能な状態になっていなくても「感覚で」分かっている選手に対しては特に不安視しなくても構いません。 問題はこれらを「感覚で」ですら分かっていない選手が一定の割合でいるということです。 ということは当然指導者であ […]
それでは最後になりましたが、Ⓓの「細かいステップと多いタッチ数で相手をかわすことが得意な選手」の活かし方を説明したいと思います。 この手のタイプはざっくり言うと密集地でのドリブルが得意なタイプです。 またⒸのタイプとは反対に、相手との間合いがある状態でドリブ […]
ここまででただ単にフリーでのドリブルが速いのか、相手をかわすこともできるのかの違いによってその後の展開への影響(≒いい展開にするためにその前段階ですること)にも違いが生まれることが分かりました。 ここで相手を抜き去ることができる選手についてさらにもう少し掘り […]
さて、ここでWG/WMのドリブルの話が出たので、最後にそのドリブルについての特徴の活かし方に最後に触れて今回のトピックを終えたいと思います。 指導者の方は皆さん、自分のチームの選手の特性をチェックするためにその選手たちの色々なポジションへのコンバートを経験さ […]
というわけで、(このシステムに限ったことではないですが)相手にとってはパスが出るまでは4-4-2の守備ブロックを崩すようなリアクションをすることはしづらく、右CBにとっては1stユニット(FWユニット)さえかわせば近いFBにボールをつけることは可能です。(図23) &nb […]
図16 図16は4-1-2-3からのトランスフォーメーション(シフトチェンジ)、有名な偽FBのフロー(動線)を表しています。 分かりやすくするために中盤を1-2のシェイプ(ポジショニング)にしていますが、MFの一人がディフェンスラインにダウンし、二人がMFユニットの背後に […]
これを少しさかのぼってDMがCB-FB間に入るパターンで解説しましょう。 図13 この残された1DMをサポートする代表的なシステムに、WG(ウィンガー)/WM(ワイドミッドフィールダー:サイドハーフ)の斜め落ちがあります。 いくつかの図の説明の […]
図11 「選手の特徴」の活用法① 「選手の特徴」の活用法② 「選手の特徴」の活用法③ 例えば元々は中盤の選手だったCBなどファーストタッチなどの個人スキルが高い選手がこの守備のファーストユニットの脇腹(2FWの横)を取ることができる状況などです。 このエリア […]
図6-8 さて、WMがFBへのパスコースを(場合によってはわざと)空けているということを知ったところで図6-8を見てみましょう。 この図が表しているのはその現象の性格を逆手に取ったものになります。 端的に言うと、図6-4でCBがターンして内側を覗いた役割をF […]
「選手の特徴」の活用法① 「選手の特徴」の活用法② 図7 守備連動のトリガー(きっかけ/起こり/スイッチ)になりやすいのはFBにボールが入ったときです。 これは、ファーストプレッシャー役になるWM(ワイドミッドフィールダー:サイドハーフ)の見える位置(近い位置)にいるFB […]