「選手の特徴」の活用法②(全10回)
「選手の特徴」の活用法①はこちら 図5 よく選手のスキルをスタッツで測られる項目に「パス(全体)の回数」と「前進のパスの回数」があります。 字面だけ見ると「前進のパスの回数」の方が、バックパスも含めて全ての方向へのものが含まれる「パス(全体)の回数」よりも価値が高い評価基準のように感じ […]
「選手の特徴」の活用法①はこちら 図5 よく選手のスキルをスタッツで測られる項目に「パス(全体)の回数」と「前進のパスの回数」があります。 字面だけ見ると「前進のパスの回数」の方が、バックパスも含めて全ての方向へのものが含まれる「パス(全体)の回数」よりも価値が高い評価基準のように感じ […]
戦術全般に言えることですが、その構築には「選手の個性に合わせて」練っていくタイプと、指導者の知っている勝ちパターンに選手をはめ込んでいくタイプがあります。 「選手に合ったチーム作り」と言えば聞こえがいいですが、それぞれのリーグの上位数チームを除いて、ほとんど […]
図27は後ろから出されたボールが移動している最中でも(右AMのスキル次第では)ボールが収まってからでもいいのですが、右WMは左FBの視界から消えしだい彼らの三角形のゾーンに侵入します。 図27 左WMができるのはプレスバックくらいで、ボールを受けた右WMは、場合によっては […]
図4-4 当然、レベルが高くなるほど守備連携に隙が無くなり、MF間にボールが入りづらく、なおかつワイドのプレーヤーへのプレスも遅れることなく遂行できるようになります。 こういったチームには二者ではなく三者でのローテーションも有効です。 図4-4では右フランク(ワイドエリア)でのローテー […]
いわゆるゾーンディフェンスにおける「ゾーン」だとか守備ブロックの「ブロック内」だとか、人(担当マークの選手)とは別に「ここに侵入してきたら誰であろうとプレスをかける」というエリアがあります。 このゾーンは4-4-2のDF-MFユニット間だとわかりやすく3つの四角形ができま […]
図6-2 図6-2は「攻撃チームの2CB+DMのボール回しにより、守備チームのCF2が横からしかプレスをかけられていない」状況ではなく、CF2がファーストパスから「意図して内側を切り、縦にCBを走らせている」状況を表しています。 守備チームは縦をさらしているので、CBにとっては見える味 […]
図2-1 図2-1はGKの足元にボールが収まった時の「適度な」距離感のポジショニングとエリアの切り取り方によって見えてくる4対2の場面を表しています。 相手チームは自チームに不確実なロングボールを蹴らせたい、高い位置からプレスをかける気満々の4-4-2、自チームは4-1-2-3。 ポイ […]
分かりやすいものだとそのまま左CMがついて行くというのもありますが(図14)、他にはディフェンスライン全員がスライドをして右WMを下ろすといったもの(図15)やあるいは右CBまでがスライドをして右CB‐右FB間に右CMが下りるといったものなどもあります。(図16) 図14 […]
これまで右WMのダウンやCFのオープンなどの分かりやすい仕掛けを用いて説明しましたが、守備側にとって担当する相手選手の存在とボールサイドゴールサイドの意識という背景がある限り、右AMをフリーで走らせた以上CFや右WMを(図1と同じになるように)元の位置に戻しても「2つの2 […]
次に左CBの説明ですが担当マークはCFになります。 さらにはパサーである右FBより内側にいるCFにはボールサイド(BS)とゴールサイド(GS)が存在します。簡単に言えば縦と内です。(図4) 図4 守備の基本中の基本、特に最終ラインでは自分の担当マークの選手のボールサイドを […]
一つのテーマに対して指導のプランニングをするときに、そのセッション(トレーニング)の結果から考える必要があることは指導者の方ならご存じかと思います。結果とはつまり成功例です。 そしてこの成功例の準備というのが意外と大変です。 選手やボールのフロー(動線)のいくつかのパター […]