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Football Guide

連帯責任について

      今回は前回の「制限」に関わる話になります。   日本社会が西洋に比べて協調性を重んじる風土があることは日本人にのみならず、海外の人にも知られています。 協調性を大事にするのは日本のみならず東アジアのいくつかの国でも、程度の違いこそあれ同様だという話 […]

部活動は便利か

    日本の部活動というものを諸外国のスポーツ活動と比較したときに大きく異なるところはたくさんあります。 そもそも所属チームが学校単位で形成されているその体系化を説明すること自体がなかなか面倒で、そしてそれを知った外国人はたいてい驚きます。   東アジアのいくつかの国 […]

プレッシングとリトリート(後退)の取り扱い方②(全7回)

    「守備が弱いから守備の時間を減らしたい」ゆえのポゼッションフットボールのチョイスに 「少人数でのカウンター中心のサッカーでは間伸び化が起きて攻から守への切り替え時にMF(ミッドフィールダー)を使われやすい(図3)、そこにプレスをかけられないとなると自陣の深いところまで下げ […]

「実践的」の範囲

    これは約20年前のちょうど私がサッカーの指導を始めたころから日本でも常に論争の的になっていることですが、サッカー(球技)においてボールを使わない練習は是か非かという問題があります。   “非”側の指導者は「サッカー(スポーツ)は実践の中でしか成長しない」という考 […]

プレッシングとリトリート(後退)の取り扱い方①(全7回)

    “強い”チームと戦うとき、そうでないチームからよく聞かれる言葉に「自分たちのサッカーができない」というものがあります。   “強い”チームとはよく勝利するチームのことであり、その要因には選手たちの個人スキルが高かったり、スタッフの分析能力、戦術採択能力、それを落 […]

ストップ脳の扱い方

      教育のトピックにもう何年も前から上がってきている使い古された常識に「子供はほめて伸ばせ」というものがあります。 おそらく成人の日本人で、理論と呼ぶことすら仰々しく感じるこの考えを知らない人はいないでしょう。   20年以上前に初めて聞いたときには目 […]

「選手の特徴」の活用法⑩(全10回)

    それでは最後になりましたが、Ⓓの「細かいステップと多いタッチ数で相手をかわすことが得意な選手」の活かし方を説明したいと思います。   この手のタイプはざっくり言うと密集地でのドリブルが得意なタイプです。 またⒸのタイプとは反対に、相手との間合いがある状態でドリブ […]

素人の考えが大事なわけ

      工業化社会で生きていくのに便利なスタイルで教育されてきた我々日本人は、何かを創造することが得意でないと言われています。   私の同僚であり後輩でもある若い指導者にも 「せっかく自由に指導できるチームを一つ与えられているんだから、何かオリジナルのフォ […]

「選手の特徴」の活用法⑨(全10回)

    ここまででただ単にフリーでのドリブルが速いのか、相手をかわすこともできるのかの違いによってその後の展開への影響(≒いい展開にするためにその前段階ですること)にも違いが生まれることが分かりました。   ここで相手を抜き去ることができる選手についてさらにもう少し掘り […]

思いこみの使い方

      現代の日本社会の風潮として「ゆとり世代は使えない」といったネガティブな評価がある一方、その評価を下す側の世代に対しても似たような評価がゆとり世代から下されています。   今回は世代間差別の話ではありません。 私自身はゆとり世代の人たちは我々氷河期世 […]

「選手の特徴」の活用法⑧(全10回)

    さて、ここでWG/WMのドリブルの話が出たので、最後にそのドリブルについての特徴の活かし方に最後に触れて今回のトピックを終えたいと思います。   指導者の方は皆さん、自分のチームの選手の特性をチェックするためにその選手たちの色々なポジションへのコンバートを経験さ […]

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